ぽっちゃりさんは、校長先生の横におかれたマイクを手に、スイッチをいれ叫ぶ。
「A先生、××さんをいじめたのはBさん達で私じゃない。なのにA先生は確かめもしないで私が悪いって決めつけた!」
それから卒業式当日も何事も無かったかのように過ぎ、女子グループはそれ以上ぽっちゃりちゃんに関わろうとはしなかった。
先生はそのあとすぐに退職したらしい、まだ働き盛りだったのにね。
卒業式当日ではなく練習日を選んだのは、ぽっちゃりの良心。
それからぽっちゃりは大学まで進学、男女問わず友達に囲まれて楽しくやってます。