そのテーブルにいた役員が静かに激怒。
人気のないところに部長を呼び出し説教。
「会社や我々に文句があるのは結構。直接言いづらいのもわかる。
だがそれが部下の教育に影響を与えるのはよくない。
まして彼ら新人は素直で未熟だ。君の文句を聞いて彼らに何の得がある?
君は聞いてやる立場でないか。
言いたいことがあるなら感情的にならず理路整然と会社に話してくれ。
管理職の君ならできるだろ。
私たちはそれに真摯に向き合おう。
今回の件は私までに留めておく。
Aとも変わらず接するように」
部長は目が覚めたのか男泣き。
自分が恥ずかしかったのと、こんなに熱い人が会社にいたことに感動したらしい。(説教の内容も部長から後日聞いた)
計画してやったのかAに聞いたら幹事の仕事、同じテーブルに偉い人がいる、と色々考えて変に緊張して乾杯の一杯で酔っ払ってしまい動けなくしまい酌ができなかったこと、
うちの部長が~についても耳にタコができるくらい聞かされてたのでつい口走ってしまったと言っていた。
その後、部長が飲み会に参加する回数が減り(本人曰く、飲むとつい愚痴り屋になってしまうから)
代わりに勤務時間中に困ってることないかとよく聞いてくれるようになった。
Aに対しても差別することなく接している。
Aの一言からみんなが幸せになれたという話。