どこでもドアが欲しかった

彼氏の家で夕食をごちそうになったら、私だけ黄色いご飯、腐った味噌汁、焦げたコロッケ、カビトマト、ぐちゃぐちゃ煮物が出てきたので…

time 2016/12/20

彼氏の家で夕食をごちそうになったら、私だけ黄色いご飯、腐った味噌汁、焦げたコロッケ、カビトマト、ぐちゃぐちゃ煮物が出てきたので…

「え?なんで?私の分のご飯が何日前のだよってぐらい黄色かったから? 味噌汁が腐って変なにおいしてたから?コロッケ裏側真っ黒コゲだったから?煮物ぐちゃぐちゃだったから?」

彼母は私のほうを物凄い目で睨んだけど、彼父がそれ以上の顔をして彼母を睨む。
私「嫁いびりってこういうのなんだね~まあ結婚するつもりないけどw 彼氏君と結婚したらこんな目にあわされちゃうんだもんね。やっだぁこわぁい(わざとむかつく口調)」
彼氏「そんなこと・・・」
私「私が食事入れ替えるまで気づかないくらい鈍いもんね。 彼氏君と結婚したら私は影で日向で苛められて、いびり殺されちゃうね。 今日だってそんなの食べたら食中毒になっちゃってたかもぉ~。」
彼母のほうに向かって、煮物をナベからお代わりして食べながら、
私「今までの彼女もこんな風に苛め抜いてたんですねぇ~、お母さんこの人参超美味しい」
すっごい重苦しい空気だったけど、お代わりしつつ完食。
冷蔵庫からデザートをお土産に強奪して帰った。

お土産のアップルパイばくばく食べながら徒歩で帰ってたら、彼氏が追いかけてきてくれて、謝罪されつつ一緒に食べながら送ってもらった。

殴り合いの修羅場じゃないうえに、食いしん坊でごめん。

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