どこでもドアが欲しかった

空き巣に入られてPC一式盗まれた。が警察がまともに動いてくれないので…

time 2016/12/28

空き巣に入られてPC一式盗まれた。が警察がまともに動いてくれないので…

何年も前、一般家庭にも定額ADSLが普通に入ってて、でもまだ光が無かった頃の話。

自分は家でPC使って仕事する自営業者。
付き合いのあるご近所さんにはきちんと説明してるし、機械関係の色々とか時間あるときに引き受けたりして、一応ご近所関係はきちんと成立してた。
もっとも、お隣に住んでいる姉夫婦の幼稚園では、一部の人に
「姉の弟さんは引きこもり」
とか言われてたらしい。

まあ、とくに俺がお付き合いするわけでもないし、別に言わせときゃいいと思ってたんだけど、なんかかなり酷いこと言われたらしく、姉が幼稚園で暴走。
それ自体は俺を守ろうとしてくれたのでうれしいんだけど、やっぱり変なのが湧いたわけですよ。
見たことないおばさん集団が突然押し掛けてきて、PC教えろだのお古寄越せだの、むしろ最新型の奴をタダで作ってくれだの凸されたけど、俺はあんたらとお付き合いあるわけじゃないんだから知るか、と言うと
「せっかく来てやったのに、これだから引きこもりは常識ない」
みたいに言われて結構ムカついた。

そして後日、打ち合わせに出かけた隙にピッキングで空き巣に入られて、ごっそり。
PC一式、アプリごっそり、プリンタに小型の金庫まで。
幸いサーバには何もされてなかったので、データ漏えいやアプリのバックアップは問題なかったのだけど、PCは大きい仕事に成功したご褒美に予算度外視で組み上げた、(組み上げ当時としては)最上位性能のものだった。(ただし、盗まれた時はすでに一年ほど経っていたため、普通の上位性能程度)
何よりも金庫には通帳やらカード類やらと当座の現金とか証券類が入ってた。
なんとなくあのババアどもかと思ってたけど、警察に来てもらっても結局犯人を特定するに至らず、仕事もあるので翌日には新しいPCを構築することになった。

ところがPCを構築して環境をリストアすると、盗まれたPCのハートビート信号を受信した。
当時は今と違って、油断すると接続が切れてIP振り直されるとかよくあったので、外から接続したいときIPが分からなくなると困るから、現在のIPを定期的にどこからでも確認できるような仕掛けを作ってたんです。
早速接続して情報取得すると、デスクトップでは普通にインターネットしてた。
早速警察に通報してみたのだけど、確認に来た警察官が
「これじゃどこの誰が使ってるかわからないねぇ」とか
「このPCを預かってもいいか」とか
「画面こっちから操作できるなら、返してくださいとかメッセージ送れば?(笑)」
みたいに素っ頓狂なこと言ってきたので、警察を当てにせず自分で調べることにした。

接続情報から使ってるプロバイダ調べて、さらに接続IDとパスワードを確認してそれ使ってプロバイダに接続して契約者をゲット。
その結果、契約者はうちにPC寄越せと凸ってきたババアのうち一人の旦那だということを確認した。
それを警察に伝えても、それは証拠にならないとかなんとか言われ、全くやる気ない警察にあきれるというか失望するというか。

そこで…

(Visited 8,419 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •