「○○ちゃんのパパはAちゃんだもん!」と号泣
俺は不審者だと誤解され、若い女性が娘を確保し
「警察呼んでください!!」と叫んだので
警備員が飛んできた
遅れて駆けつけた嫁に
俺は旦那で娘の父親だと主張してもらっても
3人まとめて警備室に連れて行かれた
嫁と俺の身分証を提示し、
家族だとわかってはもらえたけど
「パパじゃない~!」と泣く娘に対して、
だんだん愛情が冷めてきた。
俺は結婚するまで飲み歩くのが大好きで、
毎週2~3回は仕事の後に飲みに行ってた
同僚と麻雀だのゴルフだのツーリングだの、
さんざん遊んできた
結婚して、しばらくして娘を授かって
俺は遊びを一切止めた
麻雀も止め、バイクも売って、
ゴルフクラブは実家で埃をかぶっている
全員参加の忘年会や歓送迎会以外は
一切飲みに行かなくなった
愛する娘よ嫁の為に、
模範的なイクメンパパを続けてきたけど
俺の中で何かがプッツリ切れてしまった
今まで気にならなかった娘の鳴き声がうるさくて仕方ない
部屋中に散らかる娘のおもちゃが目についてうっとうしい
お洒落な家具を揃えた俺の書斎だった部屋を
娘の為に譲って
俺が一人でくつろげる場所のなくなったこの家を
疎ましいと思ってしまう
実の娘に愛情が冷めるなんて、
俺は父親失格なのだろうか