どこでもドアが欲しかった

大学時代に付き合っていた元カノから突然連絡が。会いに行くとそこには子供を連れた元カノが…

time 2016/11/24

大学時代に付き合っていた元カノから突然連絡が。会いに行くとそこには子供を連れた元カノが…

大学時代に付き合っていた彼女から、話があると知人経由で連絡を受けた。 

彼女とは俺から告白したものの、年の差があったせいか(彼女が二つ上)、三ヶ月ほどですぐに振られてしまった経緯がある。 

それからさらに数年たっての呼び出しに、まだ俺のこと好きなのかもとか、俺の事思い出して当時の熱が再発したのか、とか、女は20後半に差し掛かると年下がよく見えるっていうし! 
と内心うきうきしながら、待ち合わせにいった。 

そこ当時よりも垢抜けてきれいになった彼女がいた。 
ただし子連れで…。 

……既婚者が俺に何の用デスカ
待ち合わせが昼間のファミレスって時点で気づくべきだった。 
「結婚してたんだ、知らなかったよ(棒)」
「大学違ったからね、○○と別れて2ヵ月後くらいかな」
へー、俺と別れてすぐですねー………
……………いやちょっとまて
2ヶ月?2ヶ月で結婚するか普通?
「………交際期間、俺とかぶってね?」
元カノは一瞬あ、やべって表情を浮かべたけど、すぐに流しやがった。 
「あー、いいじゃん。昔の事なんだし。それにそういう話は子供の前なんだからやめて」
確かに今の俺に文句言う権利なんてないけどさ。 
「その子いくつ?」
「んー(結婚生活と)同じくらい?」
「出既婚かよ」
「だからそういう言い方やめてよ」
否定はしなかったけど、つまりそういうことなんだろう。 

当時の二股といい、子供を盾に過去の追求から逃げているようで腹が立った俺は、さらに意地の悪い事をいった。

「俺の子だったりして」

すると…

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