どこでもドアが欲しかった

両親『息子達にたまにはいい物食わせてやるか』 → 兄貴宅に行くと、ハダカの女の子が2人。さらに上の階から物音がして…

time 2016/11/24

両親『息子達にたまにはいい物食わせてやるか』 → 兄貴宅に行くと、ハダカの女の子が2人。さらに上の階から物音がして…

長男、次男、自分、妹、男の5人兄弟の長男として我慢ばかりして育った兄貴。 
不良に憧れておかしくなった次男の兄貴。
この二人は親元離れて別に住んでいた。 

それら兄貴二人は同居で、そこに家族で遊びに行ったときのこと。 

父と母は久しぶりに会うからかとてもwktkして、カツカツで生活している兄貴達の為に一枚3000円くらいのステーキを買って、
「たまにはいいものを食わせてやるか」
とご機嫌だった。 

自分含め子ども三人は、兄貴に会えるのを親同様に楽しみにしていて、それぞれのおこずかいからお菓子を買ってプレゼントするつもりだった。 

でも何回電話しても兄貴二人は電話に出なかった。

いよいよ兄貴達の家が近くなり、また電話するも出ない。
とりあえず合い鍵はあるからと家まで行った。

父が先に下り、家へと入っていったすぐ後に大きな怒鳴り声が聞こえた。
慌てて母が車庫に車をいれて、みんなで家に入ると、靴がとても無造作にいくつもあった。

リビングに行くと父は顔を真っ赤にして兄貴二人の前に立っていた。
長男の隣にはキャミソール姿の女の子と毛布だけをまとった多分ハダカの女の子。
次男の隣には下着姿の女の子。
明らかに割り合いがおかしいけれど、そのときは母の泣き出しそうな顔を見て慌てていてなんとも思ってなかった。
ただ、どうしたらいいのかわからなくて怖がった。

父が
「なにしてる」
と低い声で聞いた。
長男は黙っていて、次男も黙ってた。
女の子たちも黙ってた。

そのとき、二階から物音がした。
すると…

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