うちはこのあいだ叔父からの遺産相続があった。
母は田舎(中部地方の県)の小さな雑貨屋を経営してた祖父母の三人兄妹の真ん中(兄妹弟)。
祖父の死後雑貨屋はその叔父(=兄)が継いだんだけど、彼ものすごく偏屈で肝っ玉が小さく、度の過ぎた偏食だった。
祖母が病床に就いた時も、彼女の意思に関係なく最低限の世話だけであとは病院任せ。
医者からの病状報告のときも聞きたくないとか言ってブッチした。
あと、平常パンと卵、リンゴくらいしか食べない。(あと、たまーに肉?)
そして祖父母の死後、叔父が
「雑貨屋は俺が継ぐから遺産は全部俺の物」
と主張し、母や叔父(弟)は一銭ももらわなかった。
それからことあるごとに母を呼び出したり(こっちは東京w)、逆にこっちに来て世話をさせては礼の一つも言わない叔父に母も散々文句を言ってた。
ついでにこのころ、そんな叔父を良しとしない亭主関白な父が、なんだかんだで世話を焼いてしまう母にことあるごとに上から目線で怒りをぶつけ(でも自分は表だって叔父に何も言わない)、家の中がすーごい険悪になってちょっと修羅場ってた。
そんな叔父は最終的に、現代の(重い病気も持ってない)中流家庭人としては非っ常に稀な栄養失調で亡くなったわけで(苦笑)。
母も叔父(弟)も、いまさら田舎の雑貨屋を継ぐ気は無かったため、家を壊し残った品物を叩き売り、遺産を分け合うことになった。
祖父母の家は私も何度か行ったことあるけど、自宅は広いけど古くて庭は草ボーボー。店に至っては二階が傾いているというボロボロっぷりだったので、お金なんてなかろーにと思ってた。
しかし…