高卒で勤め始めて今年で7年目、そんな会社を先月やめた。
自分は優等生と言うわけでもなく、本当に普通だったと自分自身では思う。
無難に仕事をこなして、無難な評価貰って、勿論出世欲が無かったわけでもない。
そんな会社を辞めてしまったのは会社の飲み会での事で、飲み会になると大体いつも高卒であることを酔った勢いで弄られ笑われる。
あまりいい気持ちではいられないけど、事実だし空気読んで苦笑いくらいにとどめておいた。
でも、中途で六大学出の子が入って来て、その時の歓迎会で酔った部長からずっとその中途採用の子と自分の学歴を比べられて、挙げ句、お前なんでこの会社にいるの、中途の子来たから大丈夫おつかれさん的な事まで言われてしまった。
回りの反応もお疲れ様ー!!とか、次の職場でも頑張れよとか。
自分を気遣ってくれたのは同期入社した数名だけだった。
でも、その言葉が本音であろうがなかろうが、自分はそこで怒るよりも心が折れてしまった。
なので、その数日後に辞表書いて部長に出した。
無茶苦茶驚いてた。
それを見る限り、酔いの席での戯言だったんだろうと思った。
あのとき部長と一緒に言ってきた社員も驚いていた。
でも、彼等はなにが理由なのかわかっていない様だった。
自分からしたら戯言では済まされないほどの屈辱だったけど、結局そんなもんかって、自分の7年間って
なんだったんだろうなって。
大分引き留められたけど結局辞めた。
引き継ぎはその中途の子だったんだけど、別にこの子に恨みは無かったからちゃんと引き継ぎもしたし、自分の業務で分かりにくいところは元々自分で過去の事例も含めてマニュアル化して資料を作ってたので、それも渡した。
けど…