流行遅れのちょい悪親父もどきが暴走したので利用して、嫁と別居した。
結婚して2年目だったのだが、嫁の上から目線と自覚したメシマズよる家事放棄にも辟易し始めて、惚れた見た目の良さよりも欠点が目に付くようになっていた。
思い込みと見栄で生きているような30半ばの独身。
嫁はこの親父を使い走りにくらいしか思っていなかったが、お互い頼まれるとノリでやってしまうような関係。
嫁が出かけている時に、揉めているメールを何気なく見た嫁のノートパソコンで見つけた。
親父がアップした写真のモザイクが薄すぎて元嫁と断定できるのでダメだししてた。
この親父が何を思ったか、ちょい悪親父を気取り始めて空想ブログも開設。
そのブログで、架空の愛人と甘い生活を綴り始める。
嫁と居酒屋で飲んでいるのツーショットやラウンジで昼食している所をモザイク入りの写真をちょい悪生活の証拠としてブログに載せはじめた。
嫁もノリで合せてみたいで、俺が見つけた時にはラブホから出てくるところの写真やら、親父の頬にキスしているところなどエスカレートしていった様だった。
嫁「旦那と離婚したくないから死んでもいやだ、そんな事言うのなら二度と協力しない。」
親父のブログを見たら、架空の女との行為の詳細記事と元嫁の写真を載せていた。
嫁は家ではつけないような真っ赤なルージュやマニキュアを付けて、胸まで開いた服を着て薄いモザイクで載っていた。
過去のメールで、親父から生写真とそのモザイク写真の添付メールがあったので全てコピーした。
親父はよく行く行き付けのバーがあったので、観察する事にしたら、そこでちょい悪親父のキャラを演じていた。
そこで、隣の席に座る。
自分のブログを見せて、嫁は仕事は使えないが体だけはいい部下と吹いていたので、モザイクの写真だけじゃ信じられないと言うと生写真を見せてきたので携帯で動画撮影。
ホテルでの元嫁の架空行為も詳細に熱弁を奮ってくれたので動画撮影。
こんなバカな女にも旦那がいるんだ、きっと馬鹿な旦那だよなと決め台詞も動画撮影。