とある教科の先生が学生だった頃のお話。
東京のある大学出身のその先生は、剣道で全国制覇するほどの腕前で、在学中は寮生活をしていたらしい。
先生の学生生活は、下らない遊びがすべてだったようで、授業中は昔話で盛り上げてくれる。
映画のメジャーリーグだっけ?で椅子に並んで座り、ダンダンと足を鳴らしてから組む、ってシーンがあったらしく、それをみんなで旅先の電車の中でやってみた、とか。
あとは後輩に真冬のコンビニまで海パンで買い物に行かせたり、買い物かごに入れたはいいが財布忘れましたなどと言って帰る、など迷惑をかけるイタズラが多かったよう。
営業妨害になりそうなことも多数…
そんなこんなで馬鹿ながらもエンジョイしてそうなところに、ある日の深夜、暴走族が現れた。
学生寮の近くだと知ってか知らずか、長い間爆音を轟かせていたらしい。
すると…