髪を掴まれるわ、顔を引っかかれるわで散々だった。
後日談だけど家に帰ると脚が痣だらけになってた。
私子「お前お腹に子供がいるくせに暴れてんじゃねーよ!」
猿子「子供なんていねーよ!バーーーカ!!黙されてんじゃねーよ!」
友子「!!」
私子「お前マジで警察に突き出すぞ!」←適当
友子「そうだバカ!詐欺で捕まってしまえ!」←適当
てな具合に猿子の嘘もバレ、互いの体力が尽きかけ
警察という単語にビビった猿子が逃走し、キャットファイトは幕を閉じた。
私子と友子もヘロヘロになりながら帰宅。
その後、私子は反対したけど猿男と友子は和解。
私子は正直、猿男と関わりあいになるのが嫌で、
今までは三人で遊んだりもしていたけど、
もう今後は会いたくないことを友子に伝えた。
友子は悲しそうな顔をしながらも了承してくれた。
と、思っていた一ヵ月後。
友子と遊ぶ約束をしていて、待ち合わせ場所に行くとなぜか猿男も同伴。
あ!www間違えたww<犬男と猿男。
猿みたいに浮気してくれてたんでイメージ的には間違ってないけどw
しかも連投のせいか書き込めないんでケータイから。
犬男「おー!私子ひさしぶりー!」
私子「……友子、何で猿男が来てるの?」
友子「ごめん。そろそろいいかな、って…」
犬男「そうだよ、私子!もう過去のことじゃん♪」
その瞬間カチンと来てしまって、反射的に犬男の胸倉を掴んでしまった。
怯える犬男。慌てる友子。怒る私子。
私子「お前さ、過去のことじゃん♪とか、どの面下げて言ってんの?」
犬男「だってもう済んだことだろ?猿子とはあれ以来連絡とってないし
それにさ、妊娠だって嘘だったわけだし、それでいいじゃん!
お金も取られなかったし、友子は許してくれたし、円満解決だよ!
俺ももう二度としないって♪なっ!」
犬男が言い終えた瞬間、せいっ、と犬男を投げ飛ばした。
何ケロッとサクッと言ってくれてんだ。