超卑怯武勇伝の告白します。
大学生が携帯もってなかった頃の話です。
学生時代、某体育会系サークルでは年1回、夜通し走り続ける100kmマラソンというものをやっておりました。
男女差別なく全員参加で、OBも借り出されてチェックポイントで豚汁などを作る役目です。
夜中ですので安全を考えて女子部員は必ず男子部員がエスコートして走ります。
わたしは先頭グループから引き離され、1人でとぼとぼと走っていました。
すると、路肩に車高の低いDQN車が停まっているのが見えました。
その隣がバス停の小屋みたいな建物、そこの壁に女子部員A子とB子が追い詰められていて、それをかばって仁王立ちしているのがCくんでした。
追い詰めてCくんとにらみ合ってるのは後姿だけでヤンキーでヨゴレでDQNが生業と分かる若者2名。
経過は知らず、状況はすぐに把握できました。
武勇伝なら「待て!」と叫んでその場へ踊りこみ、DQN2名をたちまちなぎ倒すのが筋です。
しかし、わたしは172cm、体重は55kgという骨男でした。
喧嘩なんぞ大の苦手です。
はっきりいって怖かったです。見てみないふりすらしたかった。
わたしが殴りこんだところで2秒で倒されるでしょう。
成績は良かったんですけどねw・・・それ主張しても通用する状況じゃないしw
恐怖感を克服できたのは、やはりA子とB子だけは守らなければという先輩としての責任でした。
そこで…