どこでもドアが欲しかった

駅で知らない女と目があった。するとなぜかぶつぶつ言いながらずっとついてきた。そして…

time 2016/11/20

駅で知らない女と目があった。するとなぜかぶつぶつ言いながらずっとついてきた。そして…

まさにホラーだった。
なんで知ってる?近所の人?見張られてた?昔の知り合い?とグルグル。
そのままダッシュで降りるとダッシュで追いかけてくる。
ホームの端で突き落とされそうになりながら、階段を三段とばしで上がって駅員さんにヘルプ。
駅員室に入れてもらい、恥も外聞もなく金庫?の裏に隠れる。

「女を出せ!」
「はぁ?いませんよ?」
「女がいるだろ!あいつは○○で▼▼で」(聞き取れない)
駅員さんが相手してくれている間、他の駅員さんが
「警察呼びますか?」→K召喚

でも相手してくれてる駅員さんが警察呼んだからね!と言ってしまい、女は逃げていった。

その後来た警官はめんどうくさそうに
「じゃ、家まで送ります」
と歩いて行き、半分くらいまで来たところで
「もういいでしょ」と帰ってしまった。

あと半分、住宅街の暗闇を半泣きで走った。
動転してなぜか前の会社の同期に電話したら、彼氏でもないのにすごく励ましてくれて、すぐ家に行く!待ってろ!っていってくれた。
危うく惚れるところだった。(まあ奥さんいるのでいいよって言ったんですがw

何週間かは「家も知ってる」という言葉が怖くて、電車を変え帰りも駅からタクシーで帰った。
それ以降は何もなかったから、多分知ってるって言うのはデマたと思うんだけど…

でも実際には何もせずにこんなに恐怖を与えることができるってすごい。
そしてこんなに怖いのに自分で身を守るしかないんだと思った。

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