俺22
彼女20
俺の元親友(男)22
親友とは、小学校からのつきあいで、よく家に行き来していた。
ちなみに彼女とはバイト先で知り合った。
俺は彼女と何回か一緒にシフトに入っているうちに彼女の明るさに惹かれ、猛アタックしてやっと付き合ってもらえた。
俺は彼女ができたうれしさから、親友に彼女をみせる約束をした。
これが間違いだった…
自慢じゃないが彼女は小柄だが、むねもそこそこあり可愛いタイプだ。
きっと親友はうらやましがるに違いない。
俺は優越感に浸りながら眠りについた。
当日、彼女と親友を会わせてみて意外な事実が発覚した。
実は彼女と親友は同じ大学のサークルに所属していた。
そうとわかり三人は会話がはずんだ。
ある程度話が落ち着いてきたころ親友がたずねた。
(以下会話)
親友「そういや、いつから付き合い始めたの?」
彼女が少し取り乱したように感じた。
俺「1ヶ月まえだよ。」
親友「え?」
彼女「違うよ、3週間くらいじゃない?」
俺「だいたい1ヶ月前じゃんww」
彼女「3週間だよ!!」
俺「なんで必死なんだよww」
彼女とこんなやりとりを繰り返してた。
ちなみに本当に付き合って1ヶ月は経ってた。
(書き忘れたが、親友に報告するのに1ヶ月たってしまったのは親友が試験だったため)
すると…
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親友「〇(俺)、その1ヶ月か3週間て結構重要だよ。」
俺「なんで?なんかあんの?」
親友「うん、たしか□(彼女)が元彼と別れたのって三週間前だよ。そうだよな□(彼女)?」
彼女「………」
俺「は?どういうこと?」
彼女がだまってしまったので、親友から話を聞くことにした。
聞いた内容はこんな感じ。
彼女の元彼は親友と友達で、彼女から「好きじゃなくなった」といきなり振られたことを話していたらしい。
これが3週間前。
てことはなに?俺一週間二股かけられてたってこと?
俺「□(彼女)、どういうこと?二股かけてたわけ?」
彼女「(泣き出す)」
俺「どうなんだはっきりしろよ?」
彼女「ごめんなさい…(泣き始める)」
俺「泣きたいのはこっちだボケ!!お前人を弄んでんのか!!」
親友「気持ちは分かるが落ち着け。」
俺「これが落ち着いて(ry」
親友「いいから落ち着け」
しばらくの間、親友になだめられだいぶ冷静になった。
一方、彼女はずっと泣きっぱなし。
親友「□(彼女)、自分から話しなよ」
彼女「…うっ…ひっく……〇(俺)、ごめんなさい…」
俺「さっさと話せよ」
彼女「ぐすっ…一週間くらい…元彼とダブってた…ごめんなさい!!今、本当に好きなのは〇(俺)だけなの!!ひっく…信じて!!」
まぁみんなの意見にもあったとおりどう考えても完璧な乗り換えです。
信じろと言われても信じられるわけがない。
俺「ふざけんなよ?舐めてんのか?もういいわ。冷めた、別れる。」
彼女「絶対やだ!!…うっ…お願い!!」
親友「俺は別れるのが賢明だと思う。□(彼女)、元彼と〇(俺)を傷つけたのは自分なんだから諦めな。元彼にもこの話しとくから。」
彼女「別れたくない!!好きなのは〇(俺)だけだもん!!だいたい先輩は関係ないじゃないですか!!」
(たしかに親友は関係ないかもしれないが)俺はその言葉にキレて、女を初めて叩いた。
親友に電話してもらい元彼に事情といきさつを説明し、呼び出す。
元彼到着。
彼女を一斉に責め立てるはずが、なぜか元彼に俺が殴られる。
元彼の言い分は「お前のせいで俺は振られたんだ。それに彼女がお前がいいっていってるんだからお前が彼女を幸せにしろ」的なことだった。
俺:拒否→彼女:泣く→元彼:彼女を庇う→親友みんなをなだめる のエンドレス。
結局俺と彼女は破局。
元彼と親友の仲はこじれ、彼女はサークルをやめた。