帰ってきたのは「そんなの聞いてません」の一言。
それはおかしい、
いや聞いていません、
だったら新婦か家族に確認してくれ、
皆さん忙しいので無理です、
の押し問答がしばらく続いた後、誰かが知らせたのか出てきた新婦の一言。
「ああ。ゲストが最初の予定通り来てくれたから、あんたもういいわ。東京見物でもして帰って」
さすがに頭にきたので
「お祝いは帰ってから改めてさせてもらいます」とご祝儀を回収しそのまま田舎に戻り、
田舎上司の嫌味を浴びながらたまってた仕事を片付けた。
もちろん足代も宿代もくれなかった(貰う気も失せたけど)
その後、この件に関して事実無根の噂を社内で立てられたうえ、
「実力者」の差し金と思われる人事・給与上の嫌がらせを受けたこともあり、そのまま退職した。
ちなみに、面識無いも同然の私を何で穴埋めに使おうとしたのか尋ねたら
「本社の同期や後輩は重要な仕事で忙しい。あんたならまず間違いなく暇だろうから」
とのありがたいお言葉でした。