その日を境にAさんが勘違いしだした。
3日くらいしたら、ポストにAさんからの手紙が私宛てに入ってて
・食事の味付けが、みんな自分好みで美味しかった。あんなに手間隙掛けて作ってくれて感激した
・ということは、俺に気があるんでしょ?料理食べれば分かるよ
・ボタンを掛け違えてしまったんだね。辛いだろうけど、俺は君を許すよ(意味不明)
みたいな内容で、即、帰宅してきた旦那に相談。誤解させるようなこと言って無いよね、と確認しあった後、旦那からAに電話。
旦那「あれは、俺の同期だからって作った料理。美味しく食べてくれたのは嬉しいが、特別手間を掛けたわけじゃなく、あれが私子の通常運転。変な勘ぐりしないでくれ」
A「私子さんを解放してやれ。お前一人が意地張っても、誰のためにもならない」
旦那「私子から、そんな気は一切無いと直接聞いている。お前は、俺の同期以外の意味合いは無い」
A「他の同期に相談したら、みんな俺の味方だったぞ」
と、話は平行線。
旦那がその後、別の同期Bから話を聞くと
・寮で飲んでたら、Aから「自宅に招かれて、手の込んだ自分好みの料理を出された。これは脈ありか?」と相談された。
・まさか私子さんのこととは思わず、周囲揃って「お前のこと、めっちゃ好きなんだと思う。むしろ落としにかかってる」と言った、と。
Bは、Aが暴走した一因があると責任を感じて、飲んでた人に事情話して、Aを矯正する、と言ってくれた。
そのあと何回か、Aから「俺だけは君の味方だよ」手紙も来たりしたけど、偶然なのか、誰かが動いてくれたのか、いつしかAは更に転勤となった。
旦那も相当疲弊したみたいだけど、何も教えてくれなかった。
それ以来、Aは、旦那含め同期と没交渉で、細かい話は分からないけど、転勤先で結婚したらしい。
旦那や同期の人が盾になってくれて、私は何もしてないけど、それでもストレスか、体重が5kgおちました。
今や、私のピザ食べて「こりゃあ惚れるわw」という旦那同期に「売約済みなんで(´∀`)」とネタにできるようになりました。