数年前叔父が死んだ。
死因は精神疾患により心だけではなく、身体機能も相当参っていたようで、食べ物の誤飲による窒息死。
叔父には嫁と娘がいるのだがこの二人がそれはもう酷い人間だった。
叔父が亡くなってしばらくした後、親族会議で嫁の今後について話し合われた。
同居していた舅姑が「出ていきたいならこちらは止めない、だが家に残って跡を継ぎ、代々の土地や墓を守ってくれるのであれば、こちらは嫁やその娘の面倒を見る」と提示したところ、嫁は後者を選択。
その結果、8桁額の死亡保険をはじめとする多額の金や資産を得た。
しかし、その1年後、パソコンの電源すら入れられないレベルの嫁娘、舅姑(私にとっては祖父母)に代わって放置されているパソコンなどの整理を私が行うことになった。
すると叔父のパソコンには遺書が残されていた。私は悪いと思いながらも誰に告げることもせず、遺書と表示されているファイルを開き内容を確かめてしまった。
すると…