どこでもドアが欲しかった

彼女が、男の幼馴染の相談に乗ると出かけていった。嫌な予感がしたら案の定…

time 2016/11/24

彼女が、男の幼馴染の相談に乗ると出かけていった。嫌な予感がしたら案の定…

ちょうど3年前くらいの話し。 
夜10:00ぐらいにM美からメールが来た。 
「Wが恋愛相談があるらしいから、今から会ってくる」 
という内容。

 Wという男はM美と学校が小・中・高一緒で、付き合っていると噂が時々たつくらい仲がいいらしい。
WはM美の事がずっと好きらしぃとも、M美の友達から聞いていた。
たまに気になってはいたけど、俺と付き合い始めてから
M美はWや他の男友達と遊ぶのを控えていたし、
俺も実際に会った事ないからさほど気にならなかった。

でも恋愛相談って…しかもふたりきりだし。
当然心配でM美にすぐ電話した。

「…お前告られるんじゃねーの」
「なんで私がwそんなハズないやん」
「まぁいいや気をつけれよ」
みたいな会話をしたハズ。
Wが自分を好きとは全く気づいてなかった。鈍感orz

夜中の3:00ぐらいになってもM美から連絡がこない。
(帰ったよ、とかM美は必ずメールしてくる)
1:00くらいに電話したけど出なかった。
4:00頃、M美から着信。
「もしもし」と何回か言ったけど返事がない。
しばらくすると、泣き声が聞こえてきた。
びっくりして事情を聞いてみると、
どうやらM美は○○駅(俺んちの近く)の近くに一人でいるらしい。
迎えに行くから待っとけ、と言って俺は車で迎えに行った。
なんとなく感じた嫌な予感は的中していた…。

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