どこでもドアが欲しかった

私は普通の人生を歩んできたと思っていた。しかし…

time 2016/11/24

私は普通の人生を歩んできたと思っていた。しかし…

孫が生まれてから息子は一度も帰郷していない。
「話を聞く限り、貴方は少し不器用な人に思えます。
しかも意固地です。
一人の人生を台無しにするぐらいの失敗をしないと反省しません。
だから最初の子供、長女である娘さんは苦しんだ。
貴方にとって最初の孫であるこの子を、貴方の孫との接し方の教材にしたくない」
実際はもっとかなり遠回しで穏やかな表現だったけど、大体こんなことを
息子の選んだ女性にメールで言われた。

自分はこのまま一人で死んでいくんだろうと思う。
家で倒れても誰も救急車を呼んでくれない。
体調が悪くなって苦しんでも誰も助けてくれない。
それが怖くてたまらない。
何の処置もされずに力尽きるまで苦しみながら死ぬのが怖くてたまらない。
死んでも誰にも見つけてもらえないのも怖い。
ドロドロに溶けて異臭を放って発見されるのが凄く惨めで怖い。
腐って見つかるならいっそもっと時間がたって白骨化してから見つけてほしい。
それでも早く見つけてほしい。
すごくさみしい。

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