どこでもドアが欲しかった

事故で片足を失くした私「もうダメだ。彼に捨てられるんだろうな…」 → 彼『結婚しよう』→とんでもないことに…

time 2016/11/24

事故で片足を失くした私「もうダメだ。彼に捨てられるんだろうな…」 → 彼『結婚しよう』→とんでもないことに…

ちょうど6年前に2つ年下の彼氏がいました。
猛アプローチを受けて付き合い始めたのですが、純朴で可愛くて子犬みたいで、何より優しくて誠実で大好きでした。

ある時、デートをしていたのですが、その帰り道、街灯こそあるものの夜で暗かったためかそこで事故に会いました。

覚えてるのは、とっさに彼を突き飛ばしたこと。
少なくとも私には痛いっていう感覚はありませんでした。
気がつくと半月くらい経っていて、右足膝下がなくなっていました。

彼からは何度も私の両親を通じて、
「そっちに行ってもいい?」
と聞かれていたのですが、とりあえず
「来ないで」
と伝えていました。
ああ、捨てられるんだろうな。
私だって無理だし。
仕事もどうしよう。
親に迷惑かけるな。
親が死んだらどうしよう。
と色々と考えていました。

結局、事故から一ヶ月経った時に彼に来てもらって、どういう要件だったのかを聞こうと思いました。
彼にその場で土下座されて、庇って助けてくれたことの感謝と謝罪をされて、
「良ければ一生一緒にいたいです。支えさせてください。」
とプロポーズされました。
彼の両親は反対こそしませんでしたが、私の両親も大反対したそうです。
しかし、彼が私の両親に土下座して頼み込んで、私の両親も
「もうこの先私は結婚は無理だろうから」
と結局許したそうです。

彼は次男だったので、私の家にお婿に来るという形で結婚しました。
しかし…

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