私の人生って、前半は修羅場。後半は漫才かってくらい賑やかで楽しい毎日なんだけど、そこにいたるまでがド修羅場。
文才ないので、まとめるのがヘタクソなのはごめんなさい。
家族構成は両親と兄と姉と私。
家庭がこじれているのは、私たち兄弟の出生によるので時事列でまとめる。
母、兄妊娠。→父、遊び相手だった母を切り、婚約していた資産家の娘(姉母)と結婚。→母、非嫡出で産む。→数年後、どういう経緯か姉母にそれがばれ、姉母は姉を置いて実家に戻る。→母、父の後妻として入る。→私生まれる。
って感じ。
こういう成り立ちでうまくいっているわけもなく、姉は
「後妻のせいで捨てられたかわいそうな娘」
で、私と兄は同居の祖父母と父姉に虐待を受けて育った。
後妻の母は給料全部を盗られたうえに家政婦状態。私が小学生のときに首つって死んだ。
姉は自分のことを「姫様」って呼ぶように兄と私に言っていたので、ここでは「汚姫様」と称す。
この汚姫様、物心つくころに母親に捨てられた経緯があるため、祖父母にでろでろに甘やかされて育った。
小学生なのに小遣い毎月5万とか。
そのせいか、それは立派なロクデナシにお育ちなさった。
後出しだが、兄と姉は同い年。
小学生のころの兄は自分も虐待されながら妹の私に学校で出た給食のパンとか牛乳をよく持って帰ってきた。(虐待+ネグレクトだったため)
たぶん、いつもお腹空いてただろうと思う。
とにかく、毎日が修羅場。
ナグられるなんて当たり前で、言葉のボウリョクも毎日だった。
冬に池に突き落とされたりした。
とくに姉と同い年だった兄は学校でも相当苛められたんだと思う。
母が亡くなったあと、私と兄は母屋ではなく外にあるプレハブの物置で寝起きしていた。
兄はまじめな性格で、努力家で勉強もよくできた。
高校も推薦でいいところに行けるはずだったんだけど、汚姫様による妨害。
「兄に襲われた」で頓挫。
実際は、当時付き合っていた彼氏の子らしいが、兄の主張はいっさい聞き入れてもらえず、結局底辺の学校に行った。
プレハブ小屋で、布団かぶって兄妹で泣いた。
高校卒業後、兄は実家を出た。
大学進学を希望していたけど、高校受験の二の舞になるのはわかりきっているからと断念。
家をでるとき、
「兄ちゃんが金はどうにかするから、お前はぜったいに大学に行け。兄ちゃんが20歳になったらぜったい引き取りにくるから」
って私に言った。
しかし…