実の母と再会したのは大学卒業式の日
ずっと聞いちゃいけないと思ってたのに生みの親を育ての親が軽い様子で連れてきた
見た瞬間生みの親と解った
育ての母親がずっと色々世話して社会復帰させてくれたと生みの親が告白して何で育ての親はそこまでしてくれたのかと聞いたら
「もう一人くらい娘欲しかったから浚ってきたんだけどあんたに後から怒られるの嫌だったから手伝ってみた」
と笑ってた
精神的にも経済的にも立ち直った生みの親とは一緒に暮らしては居ないけど週に何回か一緒にご飯を食べるようになった
姉からすると
「お母さんはノリで行動するだけだから深く考えない方がいい」
らしい
育ての母親は宗教家とかじゃないけど自営業でずっと働いて
私の生みの親以外にも子分みたいな人が沢山居てこういうのがカリスマなんだろうかとたまに思う