極限られた友人以外にマンションのことは言ってないし、
ましてやカノ子なんか忘れていたので、ビックリしたのだが、
マンション購入を知っていたAとB子もいっしょだった。
俺は3人を入れるのが嫌で、今部屋散らかってるから、
近くの喫茶店で話をしようと言って3人を連れて喫茶店に向かった。
喫茶店に向かうまでの間はいっさい会話が無かった、
俺から特に話すことはないし、ニヤニヤしながら
カノ子と会話してるAとB子にも不信感があり、
少しキレ気味だった。
そして何より、カノ子の容姿が驚くほど変わっていたのが
気持ち悪かったのもある。
薄汚いジーンズにくたびれたジャンバー、ボサボサの髪。
いっしょに歩くが恥ずかしいぐらいだった。
喫茶店に入ってオーダをとったのだが、俺、A&B子はコヒー、
カノ子はスパゲティ、ピザ、ケーキ、コーラ2つ。
いい?、いいよね?いい?って下目使いでニヤニヤしながら
頼むので凄く気持ち悪かった。
俺「で、いきなり何の用?」
カ「まぁ、久しぶりだからおいしい話持ってきたし、
上手くいけば、やり直しも考えてもいい」
俺「はぁ?、やり直しは無いし、おいしい話もいらない、
話すことないのでじゃ。コヒー代はおいとくから」
A「まぁ待って、カノ子も反省してる部分もあるし、おいしい話は
俺たちも乗ってみたいと思ってる。」と言いながらB子を見る。
Bはニヤニヤしながら頷いていた。
俺「俺は今の生活で十分だし、おいしい話とかそういう類はいらない。
毎日の仕事でやっていくので、そういう話は聞きたくなし、聞かない。」
カ「でも、俺君がいないと無理だし、ほんとおいしい話だし。」
俺「だから、俺がいないと無理ならやめればいい、んでA、B子、悪いけど
こういう話するならもう付き合いやめるわ」
A「まぁ、怒るなや、なんかお前はマンション購入して偉くなったつもりか?」
B子「そうだよねー、なんか感じ悪いよ~w」
考えてみたら、A&B子はマンション購入前に
共通の友人達の飲み会以来会ってなかった。
んで、よく見ると気のせいかA&B子もなんか小汚く、
こいつらってこんなだったか?って自問自答してしまった。
埒あかないし、話すこともないので、あっそとじゃ!と言って
立ち去ろうとすると、カノ子、A&B子がしゃべりだした。