どこでもドアが欲しかった

家族で収集してたアニメグッズが大量に盗まれた。彼氏「大袈裟じゃね?アニメグッズで警察は動かないよね?ね?」

time 2016/11/30

家族で収集してたアニメグッズが大量に盗まれた。彼氏「大袈裟じゃね?アニメグッズで警察は動かないよね?ね?」

「え、普通に警察は動いてくれるでしょ」と返したら

「・・・ふーん」と一言だけ言って黙ってしまった。
この時点でAを怪しめばよかったんだよね。

また別のある日、妹がものすごい表情で帰宅。

息を切らした妹の話を聞いて驚いた。
妹の大学の学園祭で、Aの従姉妹に遭遇。
(私も妹もAの従姉妹の顔を知っている。
 白人ハーフなのでAが自慢して写メを見せてきた)
妹から声をかけ、二人は意気投合。
盛り上がっている最中に例のグッズの話になったらしい。

A従姉妹「グッズを譲ってくださってありがとうございます」

妹「え?」

A従姉妹「私の従兄弟(A)が大量のグッズをくれたんです。

嬉しくて嬉しくて感激しちゃいました。」

妹「え?え?」

A従姉妹「従兄弟にどこで入手したのか聞いたら、

 従兄弟の彼女さんから頂いたそうで・・・。
 お礼の電話をしたかったんですが、連絡先を教えてくれなかったんです。
 ああ、今日妹さんと会えてよかった。」

妹は吃驚仰天。

うちのグッズが盗まれていて盗難届を出している事を説明した。
A従姉妹もかなり驚いていたらしい。

その日の夜は本当に修羅場だった。

こちらからAに連絡する前にAから着信。かなり罵倒された。
「お前、A従姉妹に何言った!!盗難届の事も言ったのか!!
 お前グッズを好きなだけくれるって言ったよな!?証拠もあるんだぞ!!
 A従姉妹に嫌われたじゃないかああ!!」

Aの言う証拠とは、A4の紙に「私はAにグッズを好きなだけ譲ります」

と書かれたものだった。
印鑑も押されていないし、明らかにAの筆跡で笑ってしまった。
(律儀にFAXで送ってきた)
即警察がA宅に凸。Aは証拠(笑)を何度も警察に突きつけたが通用せず。
悪あがきに、「これが私ちゃんのものだって証拠は!?
俺が買い揃えたものかもしれないだろ!!」と暴れた。
最初にあの証拠とやらを出した時点で
私の所有物だと認めているようなもんだったから、それも通用しなかった。
しかもグッズの写真が私のブログに上げられてるし
細かい傷などを見比べたらすぐにわかる。
 
Aは塀の中にぶちこまれました。
Aが連行されるときにわかったことが、AがA従姉妹に強烈な恋愛感情を抱いており、
いとこ同士は結婚できるとはいえ、血縁者ということで諦めて私と付き合ったが

私とA従姉妹が同じアニメ、ゲームが好きだと発覚。
そこで理性が大崩落し、私のグッズを盗んでA従姉妹にプレゼント。
大量のグッズをプレゼント→キャーA君素敵!付き合って!→娘が好きなものを惜しみなくプレゼントするA君はすごい。いとこ同士なんて気にせず結婚してもいいよ→結婚
という妄想が大爆発したらしい。

A両親、A従姉妹から謝り倒された。

グッズは全部帰ってきたので一件落着しました。
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