私は当時16歳でした。
そのとき中学校から1年近く付き合っていた彼氏突然フラれてしまい、そのショックから毎日何も食べられず、1週間が過ぎていきました。
(私は1週間で5kgほどやせてしまいました。)
ちょうど彼氏に別れを告げられて10日めの日。
いつものようにぼ~っと過ごしていると、いきなりY君から電話がありました。
私のいつもと違う態度にY君は
「どーしたの??大丈夫??何かあった??」
とやさしい言葉をかけてくれました。
私はおもわず泣きだし、彼に急にフラれてしまったのだと伝えました。
するとYは
「大丈夫か?!今から行くから!」
といって急に電話を切り私の家まで来てくれました。
そして泣きじゃくる私を心配そーにみながら
「今こんな事言うのは卑怯かもしれないけど、中学のときからC(私)の事が好きだった。でもCには彼氏がいたからずっと諦めていた。でも絶対その彼氏の事忘れさせるから、俺と付き合って!」
と言われました。
突然の告白に驚き、私は一度断りましたがYはそのあとも毎日電話してきて、とても優しくしてくれるのでYの気持ちに応えなきゃと、Yとつきあうことにしました。
それから私は早くフラれた彼氏の事を忘れるように毎日Yと会っていました。
Yとつきあい始めて3週間ほどした、ある夜。
私はYに電話をしました。(Yは定時制の学校に通っていました。)
すると、1回めの電話はでませんでした。
1時間くらいしてからもう1度かけたのですが、今度は電源が入っていませんでした。
それから何度も電話しましたがYの電話はいっこうにつながりませんでした。
「おかしい・・・アヤシイ・・・」
と思った私はYの弟に電話しましたが(私は弟ともYとつきあう前から仲がよかったので)弟もそのときは電話にでませんでした。
その夜、私は一睡もできず、朝の6時頃再びYの弟に電話すると弟は電話にでました。
私が
「ごめんね!!こんな朝早くに!!」
と言うと、Yの弟は
「1時間くらい前から起きてたから大丈夫だよ」
と言ってくれました。
私が
「ちょっとY昨日帰ってきた??」
ときくと
「帰ってきたし、昨日はどこにも泊まりに行ってないから家にいるはずだよ」
と教えてくれました。
私は
「ちょっとYに電話かわって」
というとYの弟は
「いいよ~ちょっと待ってて」
といいました。
そしてYの弟が「兄ちゃんの部屋鍵かかってるよ」と言いました。
・・・アヤシイ・・・おかしい・・!!あやしすぎる!電話にでないのもあやしいし部屋に鍵なんて普段めったにしないのに!!と思ったときYの弟が
「ドアのそとから呼ぼうか?」
ときいてきたので、私は
「いや、いい。そのかわりあと30分くらいしたら行くからその時また電話する」
と言って電話を切りました。
その後…