あと腕立て30回ってゆるすぎじゃねって思った
そんで試合は危ないから止しましょうよ!って当然真っ青になって止めたんだけど
それで、ニヤニヤしてるAと険しい顔のBさんが向き合って試合開始。
始まったと同時にAが殴り掛かったらBさんがそれを片手で払って
うげぇみたいなゲロっぽい声出してAが膝ついてうずくまっててサークルのメンバーは皆唖然
でも審判が一本!って手上げたし皆もじわじわBさんの勝ちだって理解して喜んでたら、回復してきたAが「マグレだ!俺がBみたいのに負けるはずがねー!」って騒ぎ出した
どうしたもんかって審判の人も困ってたんだけど。
やっぱり二回戦もAは即死
回し蹴りしたら足掴まれて片足立ちになった所を逆に自分が腹に蹴り入れられて
死んだんじゃないかと思ったけど、しばらくしたら落ち着いたから安心した
その後Aはサークルのメンバーに土下座させられて、Bさんに腕立てやらされたんだけど
その腕立てがマジでドSだった
尻を上げたり腰を下げたりしないで体を真っ直ぐにしないとカウントされない
いざ30近くまでやってもBさんのカウントは「29、29、29」って感じで30って言わないし
たまに「20」とか言い出して数字が戻る
Aが半泣きでやめてくれって言ったらビンタ張って黙らす
Aがガン泣きして一歩も動けなくなるまでやめなかった
これ以来Aはサークルから消えて平和になりました
Bさんの前職は自衛官だそうで、腰痛でやめた自衛官ってなんか恥ずかしいって理由で黙ってたそうな
一回Aさんに「自衛隊ってああいう試合とかするんですか?」って聞いたら
「徒手格闘って拳法みたいなのは大体みんなやるけど、大体は型ばっかりだし
あんなマジ殴りを試合でやったら人間のクズ呼ばわりされるよ」だそうです