どこでもドアが欲しかった

俺の兄貴激ラブで兄貴の恋愛を執拗に徹底的に破壊しつくした母(68)→結果…

time 2016/12/02

俺の兄貴激ラブで兄貴の恋愛を執拗に徹底的に破壊しつくした母(68)→結果…

長男の兄貴激ラブで、兄貴だけを生きがいにしてきた実母、現在68歳。
夫である父も、次男の俺にも目もくれず、兄貴だけを愛し抜いてきた。
俺の目から見ても母ってより女なんじゃねーの?キモッって思うくらいの執着ぶり。
まあ確かにそこそこイケメンだし優秀な兄貴なんだが。

母は兄貴の行動を監視し、女の子からかかってくる電話はすべてガチャ切り(当時は携帯は普及してなかった)。
彼女が出来そうになると相手の家に
「うちの子の将来をつぶす気か」
と凸。

県外への進学は許さず、もちろん一人暮らしなんて論外。
大学生になっても門限は九時。
しかも七時を過ぎると30分ごとの電話連絡を強制。
サークルも禁止。

なのになぜか兄貴がモテていないとご立腹。
たとえばバレンタインでもらったチョコが少ないと
「こんなもんじゃないでしょうー!」
と怒りだしたりする。

そんな兄貴も就職し、上司の紹介で見合い(20代後半)
母、邪魔しまくって縁談をつぶす。

ほとぼりがさめた頃、兄、ものすごく用心しまくりながら交際してやっと結婚直前までこぎつける。
だが母にばれ、発狂した母が相手にいやがらせし、破談に(30代なかば)

兄、母を振りきって一人暮らし。彼女ができるが母に勝手に合鍵を作られる。
彼女が母に怪我させられ、お別れ(ギリ30代)。

その後兄は彼女を作ることなく、諦めたのか実家に帰ってきて無気力に自宅と会社の往復をやってる。
そしてこの春、70歳でついに父がリタイヤ。
同時に母へ熟年離婚を突きつける。

母はためらいなく離婚に応じ
「これで長男チャンと念願の水入らずの2人暮らし!」
と有頂天。
妻のように恋人のように何くれとなく世話をしてやってたが、さすがに68歳では体もしんどくなってきた。

そこではじめて母は気づいたらしい。
自分の老後はどうなるのか?自分が弱ったあと、代わりに家事をしてくれる人がいないじゃないか?
長男チャンに介護なんてさせられないし…
いまからでも嫁もらっといた方がいいんじゃないか?と。

しかし…

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