どこでもドアが欲しかった

母からの頼みで私の大学院の学費援助を申し出た伯父。しかし、その裏では…

time 2016/12/03

母からの頼みで私の大学院の学費援助を申し出た伯父。しかし、その裏では…

,数日後,義伯父から「(私が)援助を断った」と聞いた母が「私の面目丸つぶれだ!」とブチ切れながら凸してきたとき

最初は電凸だった。私はパトロン云々に関する事の次第を伏せて,貯金と奨学金で何とかなるということを切々と語り,伯母夫婦に負担かけさせる必要はないと答えた。しかし母,ヒス起こしながら,デモデモダッテ。 
バイトやら研究やらで寝るためだけに家に帰る私に,深夜連日電話をよこしてヒスを起こす(しかも酒飲みながら)。これが相当堪えて,はじめはきちんと対応していた私も4日もたてば全スルーすることにした。さらに3日もすると電話も止んだ。 
だがしかし,安心はできなかった。電話が止むこと数日。 母 親 が ア パ ー ト に 凸 し て き た。 
昼に来て合鍵で入って待っていたらしい。母は電話で散々話した内容を繰り返すので,もう堂々巡り。特に相手にしないでいると,部屋の中の食器やらいろいろと破壊し始めた。さすがにまずいと思い,母を拘束。 
私「いい加減にしろよ。何が気に入らねぇ」 
母「アンタはそうやって私をバカにしてる! 私の味方でいてくれない! せっかくお父さんが単身赴任してる間も頑張って一人で育ててあげたのに! 恩知らず! このアダルトチルドレン! アスペ! なんでアンタみたいな娘ができたのよ! 育て方間違えた!」

いやいやいや,育て方間違えたって……,育てたのアンタや……。 
しかも私のことをそんな風に思ってたのね……。 
普段の論理性の欠片もない発言には「はいはい,ワロスワロス」みたいな反応だったけど,これはさすがに抉られて一気に頭に血が上った。 
私「母さんが私のことどう思ってるのかはよくわかった。もういい。黙って」 
とりあえず暴言吐きたいのを抑え無理やりそんな言葉をひねり出して,家の外に出て一服。 
どう説き伏せるかしばし考えたのち,戻ってきて会話再開。

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