B子の家に到着し、久々にB子と顔を合わせました。
書き忘れてたんですが、あの日の前日まで一週間くらい出張だったんですね。で出張からそのまま出勤、であの状況、そして久々に会うのに嫁さんは号泣。もう本当会った瞬間頭突きしてやりたいくらいはムカついてました。
リビングに上げられ話し合い開始です。
C夫とは初対面なので軽く挨拶をしたあと単刀直入に切り出しました。
俺「で、私が浮気相手だと思った証拠はあるんですか?」
B子ビクッとなってました。てか挨拶もせずこっち見もしないし。なんだこいつだれ?て感じでした。
C夫「…いや写真がありまして、それを問い詰めた所B子があなただと」
俺「じゃあその写真見せてください」
C夫はちょっと出しにくそうにしつつ、俺の前に20枚くらいの写真を差し出しました。
見事な羽目鳥写真でした。
あらゆる体位での。男性の顔は移ってませんでしたが、恍惚としたB子の顔は映ってました。
知り合いの羽目鳥とか見るもんじゃないですね、萎えます。
とりあえず一通りみてあることに気付いた俺はそっとC夫に写真を返し「それ私ではないですね。なぜそれで私が浮気相手にされたのかよくわかりません」
C夫「あなたじゃないと証明出来ますか?」
俺「出来ますよ?」
俺はシャツを引っ張り上げお腹をご披露しました。
自慢じゃないですが嫁さんにポニョとあだ名を付けられるだけあって俺のお腹はたるんたるんです。メタボまっしぐらです。写真の相手は腹筋カニみたいでした。
俺「どうみても同一人物じゃないですよね?」
C夫「ああ、うん…」
憐れむ瞳。やめてください。
突然B子が「うわああああん」と泣き出しました。酷いよ、前引き締まってたときに撮ったやつでしょ?嫁に太らされたんだよね、かわいそう!
俺切れました。
「俺のお腹がこうなったのは嫁さんのせいじゃないですー!度重なる出張で不規則と暴飲暴食でこうなったんですー!嫁さんはごこくまいとかちゃんと考えてくれてますー!」
カオスになりかけた時にC夫の一言
「いや…この写真とか一週間前とかのもあるし、さすがに一週間でこんかにたるまないだろう」
冷静極まりない言葉に俺もB子も黙りました。