クラスに入ると、クラスのヤンキーの一人が
「遅かったじゃねーか。何かあったのか?」
っていうから内容を全て話した。
すると、ヤンキーグループ全員が立ち上がって、放課後俺を脅したヤンキーの高校まで俺を連れて乗り込む事に。
脅された駅でグループで固まって探してたら、俺を脅した奴が歩いていたので
「あの人…」
と指をさした途端クラスメイトのヤンキーグループがそいつを囲んで
「うちのクラスメイト脅したよな?土下座して謝れwww」
と胸倉掴み始める。
相手側は顔面真っ青で俺に土下座。
その後、ヤンキーグループにどうしていつも俺を虐めてるのに助けてくれたのかか聞いたら
「別にお前の事を嫌いじゃないから」
と一言返ってきた。
そしてそのまま進級するにつれて、徐々にクラスメイト同士溶け込んで行って、ヤンキーとオタクが共存してるみたいな空気になっていった。
元々廃校が決まっていて人数も少なかったからクラス替えも無く 、オタクグループ(俺も含む)がヤンキーグループに勉強を教えたり漫画本を貸したりし、 ヤンキーグループは体育の授業で運動の出来ない俺達を面倒見てくれたり力面で補助してくれたりした。
よくよく考えれば、勝手に虐められてたと俺が勘違いしてただけなのかもしれない。
今思えばいいクラスだった。