びびり椅子から落ちてうずくまるトメのアゴを掴み
もう一度同じ事を言う義弟嫁。
状況が読めない私はポカーン。
義弟嫁は物凄い剣幕で
「前々から義姉さんへの嫁いびりは知ってたけど
二人の問題だと思って口を出さなかった。」
「あんたは今義姉さんの両親も義姉さん
本人の人格も全て否定したんだ」
「あんたが正義で全て正しいって本気で言ってんの!?
頭おかしいんじゃないの!?」
顎を掴んだ手をそのまま上に払って、
トメの頭を机の足にガツン。
机の上に置いてあったお盆をトメに叩き付け、
私を引っ張って義実家を出た。
しばらく義弟嫁は義実家の植え込みを破壊したり
暴れてたけど、驚いてる私に謝り車へ。
興奮状態で事故られたりしたら怖いので私が運転しつつしばしドライブ。
義弟嫁に私がトメの話を全く聞かずに携帯でドラクエを
やってた事を謝りつつ言うと泣き出してしまった。
「よかったー義姉さんが泣くの我慢してうつ向いてたのかと思ったー」