どこでもドアが欲しかった

文化人類学的にトメを撃退した義兄嫁

time 2020/05/01

文化人類学的にトメを撃退した義兄嫁

義兄夫婦とうち夫婦が義実家で集まる機会がありました。

この日は虫の居所が悪かったのか、

いつにも増して嫌味ったらしいトメ。

卵がおいしくない、桜が咲いてない(北国です)、

庭の雪が溶けかけで汚い(知らんがな)、
全部嫁たちのせい。

挙句の果てに、兄嫁さんがお土産にと

持ってきてくれた緑茶を缶ごとひっくり返し、
そんな所に置くのが悪い、紛らわしいデザインの

ものを買ってくるのが悪い、匂いが好みじゃない、

落ちたら散らかるようなものを

持ってくるなんて非常識と騒ぐ騒ぐ。
この時点で私達夫婦も義兄さんも怒りでプルプル。

そして、私がやりますよーと一生懸命片づける

兄嫁さんに向かって溜め息吐きながら、
「はあ、本当にセンスがない。

小娘のくせにどういう育ちをしたのかしらね…」
とやらかした…

こんなセリフ初めて聞いたよ。

一同凍りついた。
そこに兄嫁さんがポツンと一言。

「どういう育ち…?」

皆がハッとして兄嫁さんを見た

(トメもしまったって顔してた)。

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