自分は恥かきっ子で母親が四十過ぎてからの子です。
兄が一人いて十五離れています。
この兄が長く一人っ子の跡取り息子で大事にされ何でも独り占めの性格でした。(故人なので過去形です。)
年が離れて生まれた末っ子の自分が皆に可愛がれるのが、気に食わなくて、陰でそうとういじめられまいした。
親が病気で相次いで亡くなった時自分は小学生でした。
兄は結婚して所帯をもってました。
子供もいました。
財産を管理するからとの名目で兄の家に引き取られましたが、地獄でした。
食べるものは兄家族の残飯。
親に買って貰った服が小さくなっても、そのまま夏でも冬でも同じ服。
部屋は庭に建てたプレハブで、冬は寒く夏は暑く暖房器具も扇風機一つ無し。
風呂は外の水道を浴びるだけ。
学校では、汚い格好で給食にがっつくので、嫌がられてのけものでした。
がりがりにやせて、目玉がぎょろぎょろするようになった小六の時の担任が気づいてくれ施設に収容されました。
その後…