地元は過疎化が進んでいて、私達は幼稚園、小学校と全く同じ30人足らずのメンバーで過ごした。
中学になると隣の村の子と一緒になるが、こちらの方が過疎化がひどく一学年5人いたら多い方。
そしてその隣村出身者の中の一人で、彼らのリーダー的存在だったのがA子。
そのA子が、何故か私をターゲットに、色々言ってくるようになった。
内容は
「そんなにチビって食べ物吐いてんじゃない?」
「うわー足小さくて身障みたいw」
といったようなもの。
私は基本的にはスルーして、他のクラスメイトも
「何あいつ…」
といった感じで無視するようになった。
するとA子は
「クラスの皆が酷い!確かに私はまだみんなと半年も過ごしてないけど、学級委員も頑張ってるのに無視される!」
と騒ぎ出し、ホームルームで何故か私たちが叱られた。
流石に耐えられなくなって、クラス全員でA子の口を黙らせることに。
まずスクールカウンセラーに相談の実績をつくったり(この時親に知られたくない、担任にも話さないでと言っておいた)、
A子も無視をやめて適度に相手をしてやる。
すると面白いように調子に乗って、一応クラス内や帰る時なんか先生に見られないタイミングだけだった悪口が、
移動教室の合間なんかにも見られるようになってきたので作戦開始。
体育の授業の終わりに水を飲んでる私にいつも通り絡んでくるA子。
「そんなに水飲んでもどうせ後で吐くんでしょ人間ポンプw」
とか言ってくるA子の腕を思いっきりつかんで引き寄せて、耳元で
「肉まんのくせに粋がってんじゃねえよ豚女」
と言ってやった後、大声で
「もうやめてよ!」
と叫んでうずくまった。
すぐにクラスメイト全員で
「そうだ、いい加減にしろよ!」
とA子を囲む。
当然、体育の先生もとんできてくれたので、今までのA子の悪口を全員で訴えた。
体育の先生はA子の部活の顧問でもあったから、それこそ鬼のような顔になってA子を連れて行った。
先生に詰問されているとき、私が豚女っていったことは訴えたらしいけど、それは
「自分の保身のための嘘」
と判断されて先生たちにさらに怒られたらしい。
それ以降はA子を無視しても特に何も言われず。
ときどき先生が
「みんな仲良く…」
みたいなことを言ったけれど、みんな
「人を理由なくゲ●とかいう子とは仲良くできない。だいたい○○(私)さんはどうなるのか。
三年間クラス替えもないからずっと嫌な思いをしなきゃいけないのに」
と言ってくれた。
しかし話はこれだけで終わらなかったのだ…