実はうちの家ローン2、3回返せるぐらい貯金持ってた。
通帳やら色々調べた結果、義母がガンを発病する少し前、宝くじで大金を当ててたらしい。
遠方でも年に数回会ってたし、疎遠ではなかったんだけど、全然そんな話は知らなかった。
「なんで知らせないかな〜俺真面目に働いて家族養って、親孝行もしてるつもりだったのに、信用なかったんだな・・・」
と、遺産のお蔭でローン返せたのに、旦那激落ち込み。
でも思えば、大金が当たったの、旦那と結婚した一年後なんだよね。
お祝いはもう貰ってたし、これから家庭を作っていく若い二人にそれ以上のお金は要らない、と思ったのかなあ、とも想像したりした。
義両親は大金当て、一時店を閉めて
(地元の老人ぐらいしか来ない商店街だから全然問題ない)
2週間の船旅に行って、帰って来て、また店開けて、義母の発病・入院でまた店閉めて、義母のタヒ後しばらくしてまた開けて、そして義父も亡くなった。
あれだけの大金があったら
(当たったお金は、船旅代にしか使ってなかった。義母は保険入ってた)、
店なんて閉めても全く暮らしに困らないのに、いくらでもタヒぬまで遊べたのに、何考えてたのかなあと思う。
義母も義父も良い人だったけど、あまり自分から喋らない口数少ない、謎の人だった。
でも、宝くじで大金を当てた人って、金に踊らされてあまり幸せにならないって言う話も聞くけど、それを考えたらとっても堅実な人だったのかもと思う。