どこでもドアが欲しかった

何の楽しみもなく生きていると思っていた同僚A子が、実は真逆の生活をしていた!!

time 2016/11/22

何の楽しみもなく生きていると思っていた同僚A子が、実は真逆の生活をしていた!!

入ってびっくり、異空間だった

インテリアが半端なくお洒落で、ローラアシュレイのショップのような感じ
リビングも小さなダイニングも英国の上流階級風
チラっと見えたベッドルームはお姫様の寝室みたいだった

「ハーブティー入れたから、どうぞ」と出されたのは
すごく高そうなティーセット
そんなA子の部屋の壁の一部がコルクボードになっていた
そこに貼られているのはお洒落なでっかい日本地図
漢字表記が一切なくて全部ローマ字で書かれていて
海外向けのインテリアのポスターなのかもしれない

唖然としている私にA子は

「私の趣味はひとりダーツの旅なの♪」と

確かに地図にポツポツ穴があいて、ダーツが数本刺さっている

「3月の連休にダーツを投げたら竹島に刺さっちゃって、行けないから出雲大社に行ってきたのw」

と、セルフィーで撮ったらしい旅行のスナップ集を見せてくれた
冊子になっててマスキングテープできれいにデコレーションされていた
ついでに寄ってきたという鳥取の境港の写真もあって
水木しげるロードの妖怪の銅像を全部丁寧に説明してくれたw

そしたらお部屋にいい匂いが漂いだして
「よかったらお夕飯をどうぞ」と
お洒落なカフェみたいなプレートに乗って
どこの国風のアレンジがわからないグラタンと
野菜たっぷりのスープとハーブの入ったパンが出てきた

「パンは自家製なの」と言われたけど、めっちゃ美味しかった
ってかいつの間に私の夕飯作ってたんだ

失礼だけど暗い印象で、いつも無表情で小説読んでて
つまらない人生を歩んでいそうだと決め込んでたA子の
想定外のプライベートを垣間見て衝撃だった

夕飯食べてお礼を言って帰ろうとしたら
「届けてくれたお礼です」と
お洒落にラッピングされた焼き立てクッキーを渡された

帰って食べたけど、なんかラベンダーの香りがして
いろんなハーブが入ってて、めっちゃ美味しかった
ってかクッキーは温かくて焼き立てだったけど、
いつの間に焼いてラッピングしたんだ!

人は見かけによらないというか
プライベートって本当にわかんないもんだなと衝撃訪問だった

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