すると以前に同じローン会社とやりあって負けた事がある弁護士と知り合った。
保証人の担保になってた自宅の名義が父母で9:1だったことを知ってこれなら勝てるという。
どうやら1割他人名義の家を欲しがる不動産会社はないとのこと。
競売にかけても二束三文。
その二束三文を支払うから手打ちにしないかと持ちかけた。
結果二千万近かった借金が数百万に減額して、それは父の保険金でまかなった。
自宅も手放さずに済んだしローン会社からはそれっきり音沙汰なし。
今となってはその程度で済んでよかったなと話せるけど、
あの電話の時は本当に目の前が真っ暗になったよ…。