どこでもドアが欲しかった

元いじめっ子「〇〇大学の推薦狙う!枠盗んだらコロすから!」私『(その枠取っちゃおwwww)』 → 結果…

time 2016/11/23

元いじめっ子「〇〇大学の推薦狙う!枠盗んだらコロすから!」私『(その枠取っちゃおwwww)』 → 結果…

中学校で「ガリ勉」といじめられていた。 

いじめっ子は家庭環境に問題があって浮き気味で、率先していじめ役をやらないといじめられるようなレベルの子だったからまあ仕方ないと思った。

私といじめっ子は同じ公立のやや進学高校に進学した。
この辺で関係が逆転して、
「どうして頭の悪い子(いじめっ子)が勉強の出来る子(私)をいじめているのか」
という噂が立ち、自然にいじめはなくなった。

元いじめっ子はある大学の指定校推薦を狙って課外活動だの内申だので死ぬほど忙しかったようで、地元国立を希望していた私とは2年以降は同じクラスになることもなく、お互い無視しあったまま2年間を過ごす。

3年生になった私に指定校推薦の話がきた。
成績順に希望を取るルールになっていたので私が早めにきかれたのもあるけれど、元いじめっ子の希望していた枠がその年はたまたま残っていた。
(「私の枠を盗んだら○す!!!」って公言していたので元いじめっ子の志望大学は誰でも知っていた)

わざわざ復讐を企てるほど恨んでなかったうえに別にその学部に何の興味もなかったんだけど、学歴的には指定校推薦>地元国立だったし、
「目の前に背中が差し出されて目撃者もいないからついでに蹴っとくか」
くらいの軽い気持ちでその枠をもらった。

すると… 

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