私は25歳、彼氏28歳。
同棲して半年で、ちょっとレス気味でしたが、まぁ浮気の疑いとかもとくになく、携帯もお互いオープンで、ほとんど仕事関係ばかりでのんびりと過ごしてました。
ある頃から、私の仕事が忙しくなり、いつも7時前後には帰宅できるのに、残業続きで帰宅が12時過ぎる日がしばらく続きました。
その日も恐らく12時過ぎそうだったので、早めに…と昼過ぎに彼にメールで遅くなることを伝えたら
「最近残業多すぎ(-_-#)=3あんま無理すんなよ」
と少し不満そうだけど気遣ってくれる内容。
しかし……その日は意外にも8時過ぎに帰れることになりました。
どっちにしろこの時間じゃ晩御飯は食べてるだろうし、メールも何もいれずに帰宅。
鍵を開けて入ると、玄関には若い子が履きそうな編み上げブーツ。
もちろん私のではありません。
一瞬で『女連れ込んでる!!!!』とだけ把握して、部屋に上がったところ、彼もその女の姿もなくシャワーの音だけしてました。
洗面所のドアを開くと、めちゃくちゃ若いハダカの女の子がいました。
なんとなく中学生に見えたのですが、その時はそんなことより、見知らぬ女の子に驚いて私も相手も悲鳴をあげてしまいました。
そこでバスルームから彼氏があわてて登場。
もちろんハダカで半勃ち…。
私「ちょっと何これ!?この子誰!?意味分んないんだけど!!!!!!」
彼「お前仕事は!?っていうかちょっと待って!まじでごめん!話そう、な!?話そう!」
とりあえず彼も女の子も服を来て、話をできる状況に。
女の子はすごく気を遣ってる感じで、黙ってはいるけど申し訳なさそうな顔。
その時の私は
『彼女持ちなのは承知で手出した女』と思ったので、かなり睨んでました。
私「そんでとげんことよ?私が仕事のときいつもこうやってこの子と浮気してたん?あんまりなんだけど。最低」
彼「違うんだって!この子は今日女友達に紹介してもらったっていうか…。なんか彼氏とのことで悩んでるみたいで、俺んちでゆっくり話すがーなって、ちょっと……ごめんってまじで。本当に出来心。何回も合ってるとかそんなことないから!お前も携帯見てるから分るっしょ?ホントごめん。でももう二度と合わない」
酔って分別がつかなくなったわけでもないし、今日あったような子と?とにかく不自然な点がたくさんありました。
私「初対面で家に連れ込んだんだ!?っていうかあなたいくつですか?中学生じゃないの?」
正直、女の子を連れ込んだにしても、容姿もそこそこで私と年も同じくらいならまだしも、典型的な『美少女』って感じで、まな板な私にとっては悔しいくらい胸も大きい。
とにかく私と正反対なタイプで、そこがまた悔しいでした。
彼「この子は18歳で…高校は卒業してるよ…。本当にごめん」
私「謝るくらいなら連れ込んだりしないでよ。っていうかあなたは智(彼)に彼女がいるの知ってたんでしょ!?!
自分だって彼のことで悩んでるくせになんでそんなことできるの!?」
女「あ…はい…ごめんなさい……彼のことが辛くて甘えてしまって……」
基本的に私が泣きながら責めて、彼がひちすら謝る、女の子は大人しいけどこっちが責めたら謝る、という構図。
しかし、1時間近く話してたら、突然女の子の携帯が鳴りました。
そして電話に出て
「はい。分りました。」
それだけで電話を切り、
「じゃあ…すいませんけど…」と帰る様子。
彼氏は
「あ、うん…ごめんね…」
と女の子に言って、見送ろうとするのですが、私はまだ納得がいかず、当然引き止めました。
私「何!?まだ話終わってないし!」
女「すいません!もう二度と合いませんし連絡も取りませんから!ちょっと時間が……」
彼「もう俺とお前の問題だからこの子帰ってもらおう。」
私「彼女がいるって分ってる人に手を出すような子、安心できると思う!?」
女「絶対に合いませんから!もう迎えが来てるんでお願いですから帰して下さい」
私「迎えってこんな時間に誰が?(その時11時前くらい)なんでうちに迎えくんの?」
彼「この子にも家の都合とかあんの!お前いい加減にしてくれ。絶対合わないって!!」
玄関前で言い争いになっていたら、また彼女の携帯が鳴って
「はい、すいませんすぐ出ます。すいません」
とだけで切る。
何かオカシイ…。
「友達と遊ぶ予定か何か?友達がなんでここに迎えに来るの?」
電話の対応が明らかに友達にじゃないのにもう混乱して、
『友達がここに迎えに来る=この子の友達の間ではここが彼氏の家と認知されてるくらい仲良し』
と解釈して泥沼化。
携帯に怪しいメールがないのも、別の携帯があるのでは!?
絶対真実を聞くまで帰さない!と号泣しながら彼と言い争いました。
しかし時間がないらしい女の子も、もう限界だったのか
女「ごめんなさい!本当に時間がないんです!!次の予約もあるので帰ります!」
私「は!!?」
女「その人浮気じゃないですから!!ですから帰して下さい!!」
女の子も半泣きで私が掴んでいた肩から私の手を力ずくで振り払い、全力疾走で出て行ってしまいました。
もう何が何やら……。