どこでもドアが欲しかった

進んで残業を引き受けていたら、先輩ににらまれるようになってしまった…

time 2016/11/24

進んで残業を引き受けていたら、先輩ににらまれるようになってしまった…

今居る会社はリーマンショックの際に派遣を全員クビにしたそうなんですが、私が居る部署は半永久的に必要なものではないため、派遣社員を主体として構成されています。
私の他に派遣社員は10名。
全員女性で、年齢は19〜23歳と若い人たちばかり。

私一人、少し年齢が離れてるし、みんなみたいにギャル系でもないし。
みんなは休憩時間に喫煙所でたむろしてるけれど、私はタバコ吸わないから、一人で作業室でのんびりくつろいでた。
だから、最初から浮いている自覚はあったけど、特に気にはしていなかった。

入社した日の夕方、先輩が唐突に
「今日残業したいヒト〜っ!?」
と声を張り上げた。

そのシステム自体にも目が点になったが、みんなそれぞれ
「都合が〜」
なんて言ってる。

詳しく聞くと、まず
「円満なお話し合い」
で押し付け合い、決まらなければじゃんけん。

それでも決まらなければ上司の鶴の一声で順番に指名。

最初は持ち回りの当番制だったが、人が増えたり減ったりでグダグダになったそうだ。
残業は、初心者でも出来る雑用メインということなので、申し出てみることにした。

私は他の人みたいに家庭や恋人もない気楽な独身喪女だし、押し付け合うのも面倒くさい。
新人という立場で立場が弱いし、何より、新人だから早く仕事を覚えたいというのもある。
(恩に感じるかはともかく)恩を売っておいて人間関係を円滑に、という下心も勿論あって、早速引き受けることにした。

一週間もすれば
「残業したいヒト〜」
とアンケートを取ることも無くなり、残業=私がするもの、という空気になった。

ところが、今年に入った頃から、先輩の様子が変わった。
気が付けば私を睨んでいる。
通りすがりにぽそっと
「死ねばいいのに」
(但し私が「?」と思って振り向くと慌てて目を逸らす。気が弱すぎるよ先輩…)
他にも私が誰かと会話してたら、私の言葉だけを口真似して笑う。
(「〜〜だと思います」『〜〜だと思いますぅープークスクス』、そして先輩の取り巻きが追従して笑う)
同時期からロッカーに変なガラクタ?ゴミ?が入れられ始めた。
(プーさんの歯磨きプラコップとか、使いかけのリップとか)

正直、いじめにしては手緩いし、何がしたいのかよく解らなかったが…

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