どこでもドアが欲しかった

美人で料理の上手なシングルマザーのAさん。その離婚理由はとんでもないものだった。しかも…

time 2016/11/26

美人で料理の上手なシングルマザーのAさん。その離婚理由はとんでもないものだった。しかも…

旦那の転勤について行った田舎町に、シングルマザーのAさんがいる。 
老人ホームの管理栄養士で、月1回、自宅で会費制の料理教室兼ホームパーティを開くほどの料理上手。 
しかも、30代半ばとは思えないスタイル抜群の美人。 
こんな人が何故×1?と思ったら、彼女の離婚の顛末は、地元では知らない人はいない話だった。

Aさんの元旦那Bは、同僚や部下を招いて、Aさんの料理をつまみに、しばしば宅飲みをしていた。
Aさんが体調不良を理由に断っても、Bは同僚や部下を連れてきて、Aさんにつまみを作らせた。
宅飲みはAさんが妊娠した後も続いた。


その中でも、Bの部下Cという男は、宅飲みに来ては、Aさんを不快にさせていたという。
「貞淑そうに見えても女の本質はふしだら」
「托卵ということもあるから親子鑑定をした方がいい」
などとBにたきつけ、C以外の飲み仲間も同調するので、そのうちBも
「お腹の子は俺の子か?」
と言い始めた。

臨月に差し掛かったある晩、いつものようにCが不愉快なことを言い出して、Aさんと口論になった。
「お腹の子がBの子どもではないから怒るのだろう」
「とんだあばずれ、不倫相手はどんな奴だ」
とAさんを罵り、Bも
「お腹の子は俺の子ではない。もう離婚だ」
と発言。
その場にいた同僚、部下は誰もB,Cを止めなかった。

離婚を考え始めていたAさんは… 

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