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甥をとても可愛がる旦那。親戚『まるで旦那君の子みたいねw』私「いやいや…」 → 実は…

time 2016/11/26

甥をとても可愛がる旦那。親戚『まるで旦那君の子みたいねw』私「いやいや…」 → 実は…

主人は二人兄弟でした。
義兄には男の子が一人。 

私達は子供が居ない共働き夫婦でした。 

主人は甥をとても可愛がっていて、多忙な兄に代わってスポーツをみてやったり、自転車に乗れるようにしてやって
「まるで主人の子みたいね。」
って
親戚に陰口叩かれるほどでしたが、まさかそれが本当だったとは。

義実家は後継ぎのいる仕事をしていて、義兄が後を継いでいました。
当然義兄嫁には後継ぎ、しかも男の子を生むように重圧がかかっていたが、結婚して五年たっても子供が出来ない。
義兄が最近外で遊んでいるようだと危機感を持った義兄嫁が、当時大学生だった主人の朝の寝込みを襲って既成事実を作ってました。
そのころまだ大学生だった主人は実家の母屋住まい。
義母も義父も義兄も仕事に出てしまうので、家には義兄嫁と主人だけ。
主人も一度既成事実が出来てしまうとずるずると関係を持ったそうです。
そして義兄嫁の妊娠。
主人と義兄は同じ血液型で容姿もよく似てるので大丈夫だからと義兄嫁は言うけれど、主人は罪の意識で就職と同時に
家を出ました。

何年かたった後実家の家業が少し傾き、人を雇うより身内をという事で主人が家に戻ることになり、お見合いをして結婚しました。
それが私です。
私には子供ができませんでしたが、上で書いたように主人は甥をとても可愛がりました。
「自分の子が居ないから仕方ない。」
と親戚に言われてました。

その頃義実家の家業ははっきりと傾き、家屋敷も抵当に入ってました。
義両親もすでに亡くなっていて、義兄はなんとか持ちこたえるように右往左往している時に、主人は青で横断歩道を渡っている時に轢き殺されました。
遺体を前にして、義兄嫁が甥を連れて来て
「この子は義弟さんの子です。 死後認知をするように裁判を起こします。ですので賠償金等勝手に使わないで下さい。
半分はこの子のものですから。」
と静かに言いました。

その後…

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