それからすぐに、うちのダンナ、Kさん、助教授の3人でビワの移植作業をしました。
ビワは高さ2.5メートルほどですが、葉が全くなかったことと枝がかなり落とされていたので
けっこう短時間で作業は終了しました。
途中、隣の助教授夫人がお子さんを抱いて様子を見に出てきましたが
3人でビワを掘り返しているのを見てくってかかってきました。
そこでKさんが今までの成り行きを説明。
ゴミの件や私に暴言を吐いたこと等を諭してくれました。
「子どもは確かに地域で育てるものかもしれないが、すべての責任を持たなければならないのは親。
親が必死になって子育てしているのを見て、手助けをしてやるのは隣近所の義務かもしれないが
親がそれを当然のように求めるのはお門違いだし、隣近所の助けがなければ育てる自信がないのなら
子どもを持つのがそもそも間違い」
というKさんの言葉に教授夫人は涙ぐんでいました。
なんでも、こちらに引っ越してきてから特にお子さんのアトピーがひどくなって、
1日中泣き続けている状態なので、彼女もそうとう精神的に追い詰められていたそう。
実際、抱いて出てきた時にも泣いて暴れまくってました。
紙おむつに関してですが、布おむつはおむつかぶれがひどくて使えないそうで
やっとエコなご主人を説得して使っているらしいです。
ゴミに関しては、そんな状態でゴミ袋を買いにいく余裕もなくて、ついやってしまったとか。
でも、そうとうプライドが高い人(?)らしくて
Kさんの「謝りなさいよ」の言葉に、無言で私に頭を下げて
逃げるように家に入ってしまいました。
助教授の方は一応謝ってはくれました。但し、「I’m sorry」ではなくて
日本語にすると「あなたが不快な思いをしたことは気の毒に思う。今後はこちらも気をつけたい」
みたいな言い方だったようです(Kさん通訳)。
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