とまあ、ここまでは想定していた
しかし次に放った言葉が、結果的に店長自身の首を絞めた
店長「このアホだけじゃない!止めに入ったお前らも全員辞めてまえカスが!」
この一言で、バイト連中の我慢が限界を迎えた
そうですか、じゃあ辞めます。
あなたにはついて行けません。
私の代わりはいくらでもいるんでしょう?
他にも探せばいくらでもバイト先あるんでね。
いい歳してるんですから、みっともない声で怒鳴り散らさないでください。
という具合に、一人、また一人と店を出て行った
その中には10年以上いるフリーターや、店長お気に入りの可愛い子もいた。
俺ももう辞める気満々だったから、短い間ですがお世話になりました。
もう二度と顔も見たくありません。いい人生勉強になりました。
と言って店を出た。
去り際にも店長はなにか怒鳴っていたが、聞かないことにした。
そして駐輪場に戻ると、さっき出て行ったみんなが待っていた
みんなでひとしきり笑ったあと、明日のバイト無くなったんだから、せっかくだし飲みに行こうぜ、てことで居酒屋へ。
言いたい放題店長の愚痴を言い合い、溜まってたものを全て吐き出した
そして次の日、バイトは10時からの予定だったが、起きたのは12時だった…