お弁当は朝晩の残り物で作ると凄く怒られた。
70万の給料を貰ってる自覚がないと言われた。
元夫が夜8時過ぎに帰宅して晩御飯を食べて
それを洗ってから元夫の車で帰宅するという流れ。
必然的に夫を世話する時間や
末っ子の世話をする時間が殆どなくなった。
帰りは自分の足で帰るからと拒んだが、
俺の送迎も含めて仕事だと考えろと言われた。
正直そのとき彼の意図をよく理解していなかった。
夫は元夫との関係を疑うようになった。
口には出さないけど、
なんとなくそうなんだろうなという素振りを
見せるようになった。
だから私はハッキリ仮に関係を
求められるような事があれば、
この仕事は辞めるからと言って彼を安心させた。
彼はしばらく微熱を繰り返していたが、
その後小康状態に落ち着いた。
あるとき、元夫の友人に海外出張するので
家具一式を預かって欲しいと頼まれ、
空き部屋に運び込まれたことがあった。
手伝った後、大汗を拭っていたら
シャワー浴びてきたらと言われた。
ビクッとした。
それを見て彼は嘲笑した。
俺は君の旦那と違って
弱ってる男から女奪い取るような
卑怯なことはしないよと言った。
私はうな垂れた。