どこでもドアが欲しかった

叔母の遺産を相続する事になった→それを知った母「半分でいいから実家に入れなさい。うまいことやったね」と…

time 2020/04/16

叔母の遺産を相続する事になった→それを知った母「半分でいいから実家に入れなさい。うまいことやったね」と…

その叔母さんが5年前に尻餅からの
圧迫骨折で杖を使うような生活になり、
通いの家政婦さんを雇ってたけどなかなかいい人に巡り合えず、
その話を聞いて私がお手伝いにいくようになった。
旦那も理解してくれて(旦那のことも可愛がってくれてたし)週3日お手伝いに行ってた。
大好きな叔母さんと色々おしゃべりできるのも楽しくて、
料理も手は出せないけどレシピは色々知ってるから、教えてもらいながら作って
私自身のレパートリーも増えたりして。
でも私が通いじゃなかった日に
心筋梗塞起こして布団の中で亡くなってた。
発見したのは私。
警察が来て不審タヒ扱いで事情聴取もされて、
なんやかやすごく大変だった。
生前叔母さんからは「タヒんだら私ちゃんにお葬式出してもらいたいわ」なんて冗談っぽく言われてたけど
旦那がそうしてあげろって言ってくれたからその通りにお葬式出してあげた。
出してあげたって言っても一時的に立て替えただけで、
お葬式代は叔母が自分で用意してあった。
母には相談したけど「うちがやる理由がない」って一蹴された。
父は昔から空気で母がやらないと言えばやらないに賛成って人。
身内はこんなだけど、叔母さんは友達が多かったから賑やかなお葬式になった。

お葬式が終わって叔母の部屋に探し物をしに出掛けた。
確か色々頼んでる人が居ると聞いたことが
あったからその人を探して連絡したかった。
携帯の連絡先はどれも苗字になってて分からなかったから。
で、司法書士事務所の封筒を見つけてこれだと思い連絡をとった。
結果から言うと、叔母は遺言を正式に残してあった。

(Visited 14,370 times, 4 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •