しかし兄嫁さん、怒ってるというより、
なんか凄くキョトンとしてるというか…
漫画みたいに小首を傾げて目パチパチしてる。
「お義母さん、私の育ちが気になられてたんですか…?」
「え、いや、そりゃあねえ」
「育ちが気になられるんですね(゚∀゚*)!?」
「!?」
そこで兄嫁さん、何を思ったか鞄から
ばっとメモ帳とペン取り出して、
「私がどういう育ちをしたと思われているのか、
是非具体的に教えていただけませんか!!」
とトメに迫った。超wktk顔で。
トメびっくり。
「え?え?どういう…?具体的?」とか言ってる。
私達もびっくり。
「はい、あの、参考までに!
是非ともこういう機会に知っておきたいんです、
自分を客観的に見る材料になりますし!
同じひとつの事象に対して、異なる価値観を
持つ人間はどのように異なる印象を持つのか、
これはブンカジンルイガク的には
大前提として絶対に外せない視点でして、
これまで自分が常識だと思っていたことが
覆る可能性があるということなんですよ、
新しい発見がここにあるかもしれない!!
未知の世界!!ああ!!!」(うろ覚えです)
こんな感じのことを話しながら
なんかだんだん興奮してきたみたいで、
すっごい笑顔で目をキラキラさせて
トメに詰め寄ってくのね。
トメ含め周囲完全に(゚д゚)ポカーン