当時、俺は中学生でありながらも身長180cm、筋肉ムキムキの格闘家体型でコーチからはふざけてゴリラと呼ばれていた(まあ顔もそう呼ばれる原因の一つだが)。
俺の打球ならエラーするかも、そう思った俺は次打つ予定のやつに耳打ちして順番をかえてもらった。
練習用の重いバットを持って打席に入る俺。
サードにはグローブを奪われた後輩に偉そうに話す先輩。
ピッチャーが投げる。真ん中高めの絶好球。
思いっきり引っ張って打つと打球は後輩と話し油断していた先輩の所へ。
もらったあぁぁぁぁぁ!!そう思った。
先輩は急いでグローブを出そうとするが間に合わず、打球はまさかの先輩の○間へ。
そこには間抜けな声を出し、○間を抑え私服を砂だらけにしながら転げまわる先輩がいた。