どこでもドアが欲しかった

友人の結婚パーティーをするとに→新婦友人のギャル集団に主導権を握られた結果…

time 2016/11/27

友人の結婚パーティーをするとに→新婦友人のギャル集団に主導権を握られた結果…

若い頃の知り合いの結婚パーティーの話。

二十歳の時高校の同級生が結婚するって聞いた。
新郎は学生だし金もないしで、とりあえず身内でパーティーしようって話。
新郎と俺は同じクラスで大して仲良くもなかったけど、俺の友達と仲いいし知らない間柄でもないんで俺も計画から加担した。

新婦もクラスは違うけど高校の同学年で、言葉は悪いが尻軽的な噂を俺でも知ってるくらいの子だったわ。

最初のパーティーの打ち合わせはカラオケボックスでやった。
言っちゃあ悪いが女の子グループはギャルギャルしい方々だし、俺ら野郎グループは理系進学クラスだから垢抜けねえ集団だった。
もう最初の集まりの時点で、これ大丈夫か?うまくいくのか?とアホで鈍感な俺でさえ思ったレベルだった。

話し合い自体は俺のツレが幹事ということで大体の流れを決めて、女子軍の副幹事が場所を押さえることになった。

で、次の会合はファミレスだったと思う。
俺らが作った会の流れは一般的な結婚式をパクったようなどこにでもあるような流れだったけど、DTの俺たちは一生懸命考えたんだぜw
で、女性軍はその案が気に入らなかったらしく、サプライズを入れろ、お色直しを入れろとうるさいので、俺たちDT軍は押し切られ、その会合は終了。
ちなみに女子軍が決めてきた会場は、女子軍の一人の彼氏であるバンドマンの伝手で、とあるライブハウスで行うことになった。
で、三回目の会合はそのライブハウスでやることになった。

俺はライブハウスなんて行くのは初めてだったけど、そのライブハウスがあるのがエ*い町の片隅で治安が良くないとこだった。
こんなとこで結婚パーティーやんのかよ?と新郎に聞いたけど、新婦もここがいいって言うからここでいい、としか言わなかった。
で、刺青入ったり、ヒヨコみたいな頭したスタッフの兄ちゃんと打ち合わせ。
なんかその新婦の彼女の彼氏のバンドが演奏するだの、しっちゃかめっちゃかになってた。

で、サプライズで新郎新婦それぞれの縁の人を連れてきて挨拶してもらうことになった。
DTの俺たちは普通に高校の頃の担任に頼むことにした。
で、当時の担任に許可をもらい当日を待った。

そして当日…

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